☆まめ知識☆ 住宅ローンの仕組み①
本日から少し、住宅ローンの仕組みについてご紹介させて頂きます。
今後、住宅ローンを検討するにあたり、参考にして頂ければと思います。
まずは、住宅ローンがどういう仕組みで成り立っているかをご存知でしょうか?
住宅ローンと聞くだけで、難しくきこえてしまうかもしれませんが、実はとてもシンプルなんです。
皆さんは、日本銀行(日銀)の役割はご存知でしょうか?
私達が使用している身近な銀行は全て、日本銀行に口座を持ち、日本銀行から資金調達を行い、個人や企業へ融資を行っています。
この10年、日銀の黒田総裁が率いる形で金融緩和という低金利政策を一貫して行っていました。
低金利政策とは、お金の調達コストを低くし、お金を借りやすくします。という金融政策です。
今回、日銀の発表で、低金利政策が緩和されたのは、イコール、日銀の資金調達コストがやや上がってしまったので、銀行も貸付金利を同じように引き上げてきたというわけです。
金利には長期金利、変動金利を決める指標が異なります。
それぞれに、何を指標としているかと言いますと、
長期金利(固定金利)は、YCC=10年物国債の金利を0%程度にする事を狙いとして操作する金融政策
変動金利は、マイナス金利政策=銀行が日銀に預けている預金の貸し出しを促す政策
今回の発表された固定金利の+−0.50%(変動幅)はYCCを調整する為の政策です。
よって、変動金利には影響が出ていないという事なのです。
いかがでしたでしょうか?
実は住宅ローンは、国の政策によって変動することが見えてきたかと思います。
次回は 『基準金利・適応金利って??』について解説していきたいと思います。
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住宅ローンの仕組み②⇊⇊
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